私の絵葉書美術館（追加）

ヤウレンスキー　Alexej von Jawlensky（独）1864～1941

 ロシア系ドイツ人の画家で、ドイツ表現主を代表する人物の一人。カンディンスキーとも交友があり、２０世紀初頭のミュンヘンにおける芸術運動である青騎士に参加して、生涯旺盛に制作に取り組んだ。人間の「頭部」をモティーフにして描き続けた後年の一連のシリーズがよく知られている。１９３０年にドイツ国籍を申請し、１９３４年に同国籍を取得している。

↓ベルン美術館の考える女性

↓ニューヨーク/グッケンハイム美術館のターバンを被ったヘレーネ

↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の紅いベールの女

↓リヨン美術館のメデゥース

ユトリロ　Maurice Utrillo （仏）1883～1955

　エコール・ド・パリの画家。母はモデルで画家でもあったシュザンヌ・ヴァラドンだが、私生児として生まれる。少年時代からの飲酒癖によりアルコール依存症にかかり、治療として医者の勧めにより絵画制作を始める。彼の作品は印象派の時代～白の時代～クロワゾンの時代～色彩の時代の４期に分けられる。そのうち「白の時代」の作品の評価が高い。

↓ベルン美術館のアベス通り

↓収蔵先不明のモンマルトルのノルヴァン通り

↓同上のモンマルトルのムーラン・ド・ラ・ギャレット

↓同上の雪の兵舎

↓パリ/ペトリデス画廊の雪のラパン・アジル

↓同上の可愛い聖体拝受者（ドぅイユの聖堂）

↓パリ/オランジェリー美術館のサン・ピエール教会

↓札幌/道立近代美術館のモンルージュの通り

ヨンキント　　Johan Barthold Jongkind (オランダ）1819～1891

　フランスの初期印象主義に影響を与えたオランダ生まれの風景画家。ハーグの美術学校で学んだ後、パリに留学。フランスとオランダを行き来して写生。ノルマンディに滞在して明るい外光表現と速写的な筆使いはマネに「近代風景画の父」と称されるた。

↓甲府/山梨県立美術館のドルドレヒトの月明かり

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