SSブログ

私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(ロ-2)]

ロット  Lorenzo Lotto (伊)1480~1556

 16世紀ヴェネツィア派の画家。北方絵画の影響を受け、色調を主とするヴェネツィア絵画とは異なる方向を歩む。イタリア各地を遍歴し、中部イタリアやロンバルディア地方の絵画からも影響を受けた。反古典主義的な構図と屈折した心理表現を特徴とする。肖像画家としても傑出している。


↓エジンバラ/スコットランド国立美術館の聖母子と4聖人

img255.jpg


↓ウィーン/美術史美術館の聖母子とアレクサンドリアの聖カタリナ、大ヤコブ、天使

img257.jpg


↓同上の白いカーテンの若い男の肖像

img256.jpg


↓ロンドン/バッキンガム宮ロイヤル・コレクションのアンドレア・オド―ニ

img258.jpg


ロベルティ


ロホナー


ロラン claude Lurrain (仏)1600~1682

 フランス古典主義の風景画家。若くしてローマに渡り修業を重ねた後ナンシーに戻る。27歳の時再びイタリアへ。33歳で聖ルカ・アカデミーに入る。カラッチなどのイタリア風景画とエルスハイマーなどの北方の風景画を融合させ、自身の画風を確立した。


↓ロンドン/バッキンガム宮・王立アカデミーの略奪されるエウロペのいる港の風景

img254.jpg


ローランサン Marie Laurencin(仏)1883~1956

 ピンク、グレイ、ブルー、ホワイトのパステルカラーを基調にした女性像を描いた女流画家。ピカソや詩人のアポリネールと知り合い影響を受けるが、次第に独自の描法を模索し確立。銅版画においても充実した作品を残している。


↓パリ/オランジェリー美術館の鹿(Les biches)

img326.jpg


ロレンツェッティ(伊・兄弟) Ambrogio Lorenzetti(弟)1285頃~1348頃  Piertro Lorenzetti(兄)1280/85~1348

 14世紀シエナ派の代表的画家。兄弟で活躍した。弟のアンブロージョの画風はシエナ的要素とフィレンツェ的要素を結び付けている。兄のピエトロはドッチョの弟子だったと推察されている。その影響を受け優れた空間表現を示す。また没年が弟と同じなのは2人ともペストで没したと思われる。


↓シエナ/市庁舎の善政の寓意(アンブロージョ)

img209.jpg


↓アレッツオ/サンタ・マリア・デッラ ピエーヴェ教会の多翼祭壇画(ピエトロ)

img210.jpg


↓アッシジ/サン・フランチェスコ聖堂の夕日の聖母(ピエトロ)

img271.jpg


追加分

リキテンスタイン Roy Liehtenstein(米)1923~

 アメリカのポップ・アートの代表的画家。コミック、広告美術のイメージを、印刷されたままに画布克明に描きだした。題材は多岐に及ぶが、黒い輪郭線と原色のドット、ストライプを配した独特の画風。


↓ニューヨーク/近代美術館MoMAのボールを持つ少女

img251.jpg


↓同上の溺れる少女

img253.jpg


↓ニューヨーク/グッケンハイム美術館の準備

img252.jpg


リべーラ  Jusepe de Ribera(スペイン)1591~1652

 17世紀ナポリ派絵画の始祖。若くしてイタリアを旅し、カラヴァッジョの絵画が風靡するのを体験。1616年、ナポリに定住スペイン副王の庇護を得る。ナポリで制作した絵画はスペインに送られ、リベーラの様式は17世紀前半のスペイン美術界に多くの影響を及ぼした。


↓パリ/ルーヴル美術館のエビ足の少年

img250.jpg


↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館のピエタ

img266.jpg


↓マドリード・プラド美術館の聖アンドレ

img265.jpg


↓マドリード/サン・フェルナンド王立美術アカデミーのマグダラのマリアの被昇天

img260.jpg


↓ドレスデン国立美術館の聖アグネス

img259.jpg

タグ:ロット
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。