SSブログ
絵葉書コレクション(マー1) ブログトップ

私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(マー1)]

マザッチョ Masaccio(伊)1401~1428/29

 15世紀フィレンツェの画家。彫刻家ドナテッロ、建築家ブルネレスキとともに初期ルネッサンス美術の三大美術家とされる。明暗による人体の立体的・構造的表現と遠近法に基づく空間表現を有機的に結びつけた最初の画家。ローマのサン・クレメンテ聖堂で制作中に28歳で夭折。


↓ロスアンジェルス郊外/ポール・ゲッティ美術館の聖アンドレ(ピサ多翼祭壇画4)

img770.jpg


↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの玉座の聖母子(ピサ多翼祭壇画2)


img759.jpg


↓ナポリ/カポディモンテ美術館のキリストの磔刑(ピサ多翼祭壇画1)

img762.jpg


↓フィレンツエ/ウフィツィ美術館の聖アンナと聖母子(マゾリーノとの共作)

img788.jpg


↓フィレンツエ/サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂の聖三位一体

img786.jpg





マセイス Quentin Massys (ネーデルラント)1465/66~1530

 初期ネーデルラント第2世代の画家。アントワープのマニエリスム様式のの代表的画家として活躍。ウェイデン、フースらの影響が認められるが、次第に技巧的で優雅な画風に変わる。聖母子などの宗教画から風俗画へと移行しつつ、時にグロテスクへの偏愛も見せる。


↓アムステルダム国立美術館の聖母子

img758.jpg


↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の男の肖像

img757.jpg


↓パリ・ルーヴル美術館の両替商とその妻

img756.jpg


↓同上の聖母子

img755.jpg


↓デン・ハーグ/マウリッツハイス美術館の聖母子

img754.jpg


↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの聖母子と4人の天使

img752.jpg


マゾリーノ・ダ・パニカーレ  Masolino da Panicale (伊) 1383頃~1447頃

 15世紀初頭に活躍した国際ゴシックとルネサンスの間に位置する画家。マザッチョと共にフィレンツェやローマで壁画の製作に着手するがマザッチョの死後は単独で仕上げたとみられる。本来はゴシック的要素の強い画家であったが、マザッチョの影響下にあって、ルネサンス的な堅固な人体、空間の描写が見られる。


↓カスティリオーネ・オロ―ナ(伊)/コッレジャータの聖母の物語

img769.jpg


↓同上の聖マタイと天使

img765.jpg


↓同上の全体ドーム内陣

img766.jpg


↓同上の洗礼堂・洗礼者聖ヨハネの生涯(キリストの洗礼)

img764.jpg


img767.jpg


↓ローマ/サン・クレメンテ聖堂のサクラメント礼拝堂

img768 (2).jpg


↓同上の受胎告知

img763.jpg img761.jpg


↓同上のキリストの磔刑

img760.jpg



マッケ August Macke(独)1887~1914

 ドイツ表現主義の中にあって明るい色彩をオプティミスムを忘れることのなかった異色の画家。1912年カンディンスキーやクレーらと「青騎士」の結成に参加。1914年クレーらと共にチュニジアのカイルアンを訪れ、新しい様式を創造しつつあったが、同年第一次大戦に召集され戦死した。


↓ミュンヘン/レンバハハウス美術館の庭の花

img696.jpg


↓同上の窓辺の鉢花

img700.jpg


↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所のヴァルターの玩具

img697.jpg


↓ミュンスター/ヴェストファーレン州立美術館の流行の店

img704.jpg


↓エッセン(独)/フォルクヴァンク美術館の帽子店

img880.jpg



マルク Franz Marc(独)1880~1916

 動物画に表現主義的コスモロジーを導入したドイツの画家。マッケやカンディンスキーと共にグループ「青騎士」を結成。ドイツをはじめロシアやフランスの同時代の芸術家と積極的に交流。重要な作品を制作していたが、第一次大戦に召集され戦死。


↓ミュンヘン/レンバッハハウス美術館の

img705.jpg


↓同上の猫とヌード

img708.jpg


↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の

img706.jpg


↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の

img707.jpg


↓エッセン(独)フォルクヴァンク美術館の風景の中の馬

img881.jpg

 

マルティーニ Simone Martini (伊)1284~1344

 14世紀シエナ派の代表的画家。師であったと思われるドゥッチョの装飾性、華麗な色彩を継承するとともに、写実的な表現にフランス・ゴシックの影響がみられる。晩年の作品は国際ゴシック様式を予告、フランスやフランドルの画家に強い影響を与えた。


↓フィレンツエ/ウフィツィ美術館の受胎告知と聖アンサヌスと1聖女

img787.jpg


img870.jpg


↓シエナ市庁舎「世界地図の間」のグイドリッチョ・ダ・フォリアーノ

img869.jpg


↓同上の荘厳の聖母(マエスタ)部分

img868.jpg


↓エクサンプロヴァンス/グラネ美術館の受胎告知と聖誕

img871.jpg


↓アントワープ王立美術館のオルシーニ多翼祭壇画(受胎告知、キリストの磔刑、十字架降下)

img886.jpg



マレーヴィチ Kazimir Severinovich Malevich (ロシア)1878~1935

 ロシアにおける無対象表現、シュプレマティズムの創始者。ロシア未来派として活躍後シュプレマティズムの絵画を発表。ロシア革命に際しても急進的な姿勢をとり、各地の美術学校、工房で教鞭をとる。絵画制作では具象的で鮮やかな色彩の人物表現にも意欲を示した。


↓サンクトペテルブルク/国立ロシア美術館のIvan Klyunの肖像(The Builder)

img771.jpg


↓同上の村の娘

img885.jpg


↓ニューヨーク/グッケンハイム美術館の降雪後の村の朝

img779.jpg


↓千葉/川村記念美術館のシュプレマティズム(消失する面)

img780.jpg




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート
絵葉書コレクション(マー1) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。