私の絵葉書美術館/追加 [絵葉書コレクション(ピエロ・デッラ・フランチェ)]
特別篇
ピエロ・デッラ・フランチェスカ Piero della Francesca(伊)1415/20頃~1492
15世紀のウンブリア派の最大の画家。生地サンセポルクロで修行の後、フィレンツェでマザッチョ、ウッチェロなどから量感あふれる人体描写、遠近法明るい色彩を学び、明確な秩序と空間構成を持つ独自の静謐な画面を確立した。また遠近法や数学に造詣が深い。
↓ベルリン国立絵画館の悔悛する聖ヒエロニムス
↓ロンドン/ナショナルギャラリーの大天使聖ミカエル
↓同上のキリストの洗礼
↓同上の降誕
↓ウルビーノ/マルケ国立美術館のセニガリアの聖母
↓同上のキリストの鞭打ち
↓ミラノ/ブレラ美術館のモンテフェルトロ祭壇画
↓同上のフェデリコ・ダ・モンテフェルトロとバッティスタ・スフォルツァの対面肖像画
↓ミラノ/ポルデイ・ペッツォーリ美術館のトレンティーノの聖ニコラ
↓モンテルキ(伊)/マドンナ・デル・パルト美術館の出産の聖母
↓アレッツォ/サン・フランチェスコ聖堂の受胎告知(聖十字架伝説)
↓同上の聖木を礼拝するシバの女王
↓同上のアダムの死
↓同上のコンスタンティヌス帝の夢
↓同上の堂内(聖十字架伝説のある内陣)
↓アレッツォ大聖堂のマグダラのマリア
↓ヴェネツィア/アカデミア美術館の聖ヒエロニムスと寄進者
↓ニューヨーク/フリック・コレクションの聖ヨハネ(福音書記者)
↓同上のキリストの磔刑
↓ウィリアムズタウン/クラーク美術研究所の聖母子と4天使
↓パリ/ルーヴル美術館のシジスモンド・パンドルフォ・マラテスタ
↓サンセポルクロ市立美術館の聖ユリアヌス
↓同上のトゥールーズの聖ルイ
↓同上のミゼリコルディア多翼祭壇画
↓同上のキリストの復活
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館のモンテフェルトロ公の子供
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(フ-4)]
フラ・バルトロメオ Fra Bartolommeo(伊)1472~1517
フリードリヒ Caspar David Friedrich(独)1774~1840
ドイツ・ロマン派の代表的画家。コペンハーゲンの美術アカデミーに学ぶ。1798年にドレスデンに定住し、ロマン主義作家と交流。故郷のグライフスヴァルトやハルツ山を訪れ、地誌的風景画の素描から油彩画に転向。彼の芸術の基本は風景で瞑想的、宗教的性格が強い。
↓ウィーン/アルベルティ―ナ美術館のアルコナ岬(素描)
↓ベルリン・ナショナル・ギャラリーの雪の中の樫の木
↓同上の窓辺の婦人
↓同上の朝日の当たる村の風景(孤独な樹)
↓同上の海の月の出
↓同上のエルデナの廃墟
↓同上の月を眺める男と女
↓同上の樫の森の修道院
↓ドレスデン国立美術館の雪の中の巨人塚(ドルメン)
↓パリ/ルーヴル美術館の大木とカラス
↓ロサンゼルス郊外/ポールゲッティ美術館の夕暮れ時の散歩
↓エッセン(独)フォルクヴァンク美術館の虹の風景
ブレイク William Blake (英)1757~1827
ロマン主義の先駆者の1人。詩的天質に恵まれたブレイクはレリーフやエッチングによって彩飾本「無垢の歌」をはじめとして制作。以来多くの預言書で独自の神話体制を築いた。イメージの神秘性、雄勁さ、また色彩の玄妙さにおいて偉大な画家の1人としている。
↓ロンドン/テイト・ギャラリーの処女の死
↓同上のオベロン、ティタニア、パックと妖精のダンス
↓同上の死の家
↓同上のアダムを創造するエロヒム
↓同上の憐れみ
↓エジンバラ/スコットランド国立美術館の契約の書に記されている神
↓同上の主は答えた、旋風のなかから
↓同上の3人の女神
↓ヴィクトリア(オーストラリア)・ナショナル・ギャラリーの「ユリゼンの第一の書」よりロスとオルク
追記分
ファンタン・ラトゥール Henri Jean Theodore Fantin Latour(仏)1836~1904
19世紀後半のフランスの画家。風俗画家だった父親の手ほどきを受けた後、パリの美術学校に入学。ドガやホイッスラーらと知り合う。作品は肖像画と切り花の2つのジャンルに分けられる。
↓パリ/オルセー美術館のバティニョールのアトリエ
↓リヨン美術館の薔薇
↓パリ/オルセー美術館の花と果物
↓ミュンヘン/ノイエ・ピナコテークの花の静物
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館の花と果物
↓同上のパンジー
↓ボストン美術館の卓上の花と果物
↓サンクトペテルブルク/エルミタージュ美術館の花瓶の花
↓パサディナ/ノートン・サイモン美術館の花瓶の白とピンクの葵
↓フィラデルフィア美術館のひえんそう
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(ボッティチェリ)]
特別篇
ボッティチェリ Sandro Botticelli (伊)1444/45~1510
15世紀後半のフィレンツェの代表的画家。画僧フィリッポ・リッピの下で修業した後、1470年から20年にわたり、ロレンツォ・デ・メディチ支配下のフィレンツェで、花形画家として活躍。ローマのシスティーナ礼拝堂壁画装飾、「春」や「ヴィーナスの誕生」などの異教的神話画の傑作などを制作。しかし90年代以降はサヴァナローラの宗教的影響により画風を一変させ、ついには筆を折り貧困のうちに没したと言われている。
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館の受胎告知
↓ボストン/イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館の聖母子と麦の穂や葡萄を捧げる天使
↓フィレンツェ/ウフィツィ美術館のヴィーナスの誕生
↓同上の春
↓同上の受胎告知
↓同上の受胎告知
↓同上のザクロの聖母
↓フィレンツェ/サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂の降誕
↓フィレンツェ/ピッティ美術館の婦人の肖像
↓ミラノ/ポルディ・ペッツォーリ美術館の聖母子(書物の聖母)
↓ベルガモ/カッラ―ラ美術館のジュリア―ノ・デ・メディチ
↓ベルリン国立絵画館の聖母子と8天使
↓同上の裸のヴィーナス
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の若い婦人の肖像
↓ミュンヘン/アルテ・ピナコテークのキリストの哀悼
↓ロンドン/ナショナルギャラリーのヴィーナスとマルス(横長のため絵葉書は2枚)
↓同上の神秘の降誕
↓エジンバラ/スコットランド国立美術館の幼児キリストを礼拝する聖母
↓マドリード・プラド美術館のナスタジオ・デリ・オネスティの物語(弟子との共作)
↓ベルリン国立絵画館(版画部門)の「神曲」挿絵素描
↓アジャクシオ(コルス島)/フェシュ美術館の聖母子と天使
↓パリ/ルーヴル美術館の三美神を伴うヴィーナスから贈り物を授かる若い婦人(レンミ荘の壁画)
↓同上の学芸たちの集いに導かれる青年(レンミ荘の壁画)
↓パリ/ジャックマール-アンドレ美術館のエジプトへの逃避
↓同上の聖母子
↓ストラスブール市立美術館の聖母子と2天使
↓ウィーン/美術アカデミーの聖母子と2天使
タグ:ボッティチェリ
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(ホー1)]
ホイッスラー James Abbott MeMell Whistler (米)1834~1903
19世紀半ばのフランスで美術を学び、イギリスで活躍した。ラファエル前派や日本の浮世絵(広重や北斎)版画から影響を受けた。後年は象徴主義的作風と移行。
↓ニューヨーク/フリック・コレクションのフレッシュ・カラーとピンクのシンフォニー(フランシス・レイランド夫人)
↓同上のピンクとグレーのハーモニー(ミュー嬢)
↓ロンドン・テイト・ギャラリーの肌色と緑の薄暮・バル・バライゾ
ホガース William Hogarth(英)1697~1764
近代イギリス絵画の創始者、版画家。当初は彫版師として独立。まもなく絵画技法も習得して、版画「乞食のオペラ」で画家として頭角を現した。「現代の道徳的主題」の油彩連作で大衆の人気を得て活躍した。
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーのエビ売りの娘
↓同上の当世風結婚
ボージャン Lubin Baugin(仏)1612頃~1663
フランス古典主義の画家。フォンテンブロー派の影響がある。またイタリア滞在中に影響された、ラファエロやコレッジョ、パルミジャーノ、グイード・レーニとの関連も指摘されている。
↓パリ/ルーヴル美術館のチェス盤のある静物
ボス Hieronimus Bosch (ネーデルランド)1450~1516
ネーデルランドの後期ゴシックを代表する画家。宗教団体の「聖母マリア兄弟会」の会員となり、終生同会のための製作に従事した。キリスト教主題、道徳教訓的主題を怪奇な幻想性を持つ独自の芸術を成就。その名声は広がり、多くの王侯貴族が作品を注文。当時の道徳的荒廃、宗教、社会的混乱、人間の本質的な罪悪をゴシック美術に散見される魔界的なイメージによって表現。同時代のブリューゲルに図像の上で大きな影響を及ぼした。
↓ウィーン/美術史美術館の風車の玩具で遊ぶ子供
↓同上の十字架を担うキリスト
↓ウィーン/アルベルティ―ナ美術館の3人の男(素描)
↓ブリュッセル/王立美術館の聖アントニウスの誘惑の三連祭壇画(模写/真作はリスボン)
↓リスボン国立美術館の聖アントニウスの誘惑(部分)
↓マドリード・プラド美術館の快楽の園(三連祭壇画の中央部分)
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの茨の冠のキリスト
↓ニューヘヴン(米)/エール大学付属美術館の快楽と大食の寓意
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所のエッケ・ホモ(この人を見よ)
↓ロッテルダム/ボイマンス美術館の放蕩息子
↓ミュンヘン/アルテ・ピナコテ―クの最後の審判
↓パリ/ルーヴル美術館の愚者の船
ボスハールト Ambrosius Bosschart(オランダ)1573~1621
オランダ絵画黄金時代の画家。花を描いた静物画で知られている。同名の息子も画家のため、アンブロシウス・ボスハールト(父)と表記されることもある。
↓パリ/ルーヴル美術館の花のブーケ
↓同上の花籠
↓ハーグ(オランダ)/マウリッツハイス美術館の花(静物)
ホッサールト Jan Gossart 通称Mabuse(ネーデルランド)1478~1532
16世紀ネーデルランドのロマニスト画家。1503年アントワープの画家組合に登録。1508年ローマに赴き、建築、古典古代の美術に傾倒。翌年帰国後ブルゴーニュのパプスブルク家の愛顧を得、活躍。後期ゴシックの精緻な描写にイタリア美術の理想主義を導入した。
↓ミュンヘン/アルテ・ピナコテークのダナエ
↓ブリュッセル王立美術館のヴィーナスとキューピット
タグ:ボス
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(ホ-2)]
ホッパー Edward Hopper(米)1882~1967
「アメリカン・シーン」の傾向の周囲にあって、独特の孤独と憂愁の画面を、平易な写実的様式の中に実現したアメリカの画家。ニューヨークの美術学校で学んだあと、ヨーロッパ旅行や商業イラストレーターとして働いた後、絵画制作を再開。街の一角を題材に、静かなメランコリーを表現。建築の壁、光と影の効果を巧みに使って、シュルレアリスム的な印象を生んでいる。
↓インディアナポリス美術館のホテルロビー
↓同上のニューヨーク、ニューヘヴンそしてハートフォード
↓ニューヘヴン(米)/エール大学付属美術館のウェスタン・モーテル
↓ボストン美術館の灯台と家(エリザベス岬)
↓同上のブルックリンの部屋
↓ニューヨーク/ホイットニー美術館の線路の日没
↓同上の2階の陽光
↓同上の午前7時
↓同上のケープ・コッドの夕方
↓同上の日曜日の早朝
↓同上の陽光の中の女性
↓ニューヨーク/近代美術館MoMAの線路の傍らの家
↓同上のガス
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館の2つの光の灯台
↓シカゴ美術館の宵っ張り
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館のホテルでの滞在
ボッカ―ティ Giovanni Boccati(伊)1445~1480
15世紀後半に主にウンブリアで活躍した画家。遠近法と色彩の調和を目指した画風。詳しい経歴は不明。
↓ペルージア/ウンブリア国立美術館の奏楽の聖母子
ホッべマ Meindert Hobbema(オランダ)1638~1709
オランダ絵画の黄金時代の最後を飾る風景画家。ロイスダールに師事した後、独自の画風を確立。水辺や森の風景を得意とした。晩年に描いたものに傑作が多い。
↓ロンドン/ウォーレス・コレクションの水車
↓ハーグ(オランダ)/マウリッツハイス美術館の水車
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーのミデルハル二スの並木道
ホードラー Ferdinand Hodler (スイス)1853~1918
表現主義の先駆者的役割を果たしたスイスの画家。初めは写実的な作品を制作していたが、1890年の「夜」を転機にホードラー独自の装飾的表現様式に変わる。くっきりとした輪郭線、単純化された形態、色彩の反復による平面構成など。晩年は作品売却のための主題の反復や乱作が多くなった。
↓ベルン国立美術館の昼
↓同上の感情
↓バーゼル美術館のChexbresから見たレマン湖
↓ミュンヘン/ノイエ・ピナコテークの生に疲れる人々
↓同上のジュネーヴ湖の風景
↓アーラウ(スイス)/アールガウ州立美術館のホイシュトリッヒから見たニーセン山
↓チューリッヒ美術館の聖なる時
↓同上のコーの近くで上昇する霧
ホーホ Pieter de Hooch (オランダ)1629~1684
17世紀後半のオランダを代表する風俗画家。中流家庭の一場面を巧みに描き、フェルメールと共にデルフト派の1人と数えられる。
↓ロンドン/ウォーレス・コレクションの林檎の皮をむく婦人
↓アムステルダム国立美術館の母の役目(子供の虱取り?)
↓同上の貯蔵室の母と子
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(へー1)]
ベーコン Francis Bacn(英)1909~1992
イギリスの戦後絵画を代表する画家。戦後の実存主義的な風潮とは一線を画す特異な画風を持つ。大戦末期に旧作のほとんどを失ったため、戦後絵画に取り組みなおす。その特徴は人物とわかる形態を残しながらも強く歪曲された形、色彩と光の鮮烈な効果など、独創的な画風。
↓リヨン美術館の闘牛の習作No.2
↓ブリュッセル王立美術館の梟の教皇
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の戦艦ポチョムキン(映画)の習作
↓パリ/ポンピドー・センター・近代美術館の部屋の中の3人体
ヘダ Willem Claesz Heda(オランダ)1594~1680
1620年~40年代に流行したモノクローム風晩餐図(フローム)を描き名声を得た。金銀食器の表面の反映像まで描かれている。
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の静物画(フルーツや銀器)
ベッカフーミ Domenico Beccafumi (伊)1486~1551
16世紀シエナ派のマニエリスム画家。ルネッサンスの造形をシエナの強烈なゴシック趣味と結び付けて、独自の様式を形成。濃厚な明暗表現、輝くような色彩、複雑に入り組んだ構図が特徴である。
↓ペーザロ(伊)市立美術館の聖家族
ベックマン Max Beckmann (独)1884~1950
ドイツ表現主義の画家。初期はドイツ印象派に近い画風であったが、第一次大戦に従軍以後は表現主義的画風に転じる。ナチスの圧政下によりアメリカに移住。簡略な構図と力強い輪郭線で、近代の人間存在の虚偽や不条理を象徴的に表現。
↓ニューヨーク/グッケンハイム美術館のパリ社交界
↓ケンブリッジ(米)/ハーバード大学付属フォッグ美術館の役者(三連画)
↓ケンブリッジ(米)/ハーバード大学付属ブッシュ・ライジンガ―美術館の自画像(タキシード)
ベックリン Arnold Bocklin(スイス)1827~1901
スイスの象徴主義の代表的画家、ドイツ・ロマン派の画家。風景画家として出発したが、ローマ滞在後作風を変えた。人物の比重が拡大し、風景の中に現れる挿絵的人物や伝説上の生物が自然の諸力や精神の象徴的存在となる。その夢幻的世界はシュルレアリスムや形而上絵画の先駆とみなされている。
↓シカゴ美術館の海で
↓チューリッヒ美術館のヴィーナス(三連画)
↓ミュンヘン/ノイエ・ピナコテークの波間の戯れ
↓ベルリン・ナショナル・ギャラリーのヴァイオリンを弾く死神といる自画像
↓同上の死の島
↓バーゼル美術館の戯れる人魚たち
↓同上の死の島
ベルゴニョ―ネ Bergognone (伊)1455頃~1523頃
15世紀後半から16世紀初めにミラノを中心に活躍した画家。パヴィアのチェルト―ザのために制作した壁画祭壇画は彼の重要な作品群である。その芸術はフォッパの影響下に出発し、ネーデルランド、南フランスの要素も観られる敬虔な画風を完成した。
↓ミラノ/聖アンブロージォ教会付属美術館の博士たちと議論するキリスト
↓同上の聖母子と聖人、天使たち
↓ミラノ/聖エウストルジォ教会付属美術館の聖母子
ヘールトヘン・トット・シント・ヤンス Geertgen tot sint Jans(ネーデルランド)1465頃~1495
15世紀ネーデルランドの画家。名前は「聖ヨハネの小さなヘーラルト」の意。フースやクリストゥスの影響を受け、画法には写本挿絵師としての特質が伺える。画面に漂う神秘性、抒情性、特徴のある卵型のの顔を持つ人物像、鋭い明暗法など独自の絵画世界を築いている。
↓ベルリン国立絵画館の荒野の洗礼者ヨハネ
↓アムステルダム国立美術館の東方三博士の礼拝
↓同上の聖なる親族(部分)
↓ヴィンタートゥール/オスカー・ラインハルト・コレクションの東方三博士の礼拝
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーのキリストの降誕
ペルジーノ Perugino(伊)1445/50~1523
15世紀ウンブリアの代表的画家。フィレンツェでヴェロッキオの弟子になり、フィレンツエ派の写実性とウンブリア派の情緒性とを融合した画風を形成。79年頃ローマに赴きギルランダイオやボティチェリらと共に、システィーナ礼拝堂の壁画制作に従事。明るく牧歌的な風景、甘美な聖母子像は弟子のラファエッロに受け継がれた。
↓カン(仏)美術館の聖母の結婚
↓パリ/ジャックマール-アンドレ美術館の聖母子
タグ:ベックリン
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(G・ベッリーニ)]
特別篇
ベッリーニ(ジョヴァンニ) Giovanni Bellini(伊)1433頃~1516
15世紀におけるヴェネツィア派絵画の確立者。父の工房で修業し、義兄マンテーニャのモニュメンタルな彫刻的様式の影響を受ける。他にはドナッテッロやピエロ・デラ・フランチェスカなどの諸要素を吸収。色彩豊かな独自の柔軟な絵画様式を開拓した。当時のヴェネツィアで最大の工房を経営し、多くの弟子を輩出し、盛期ルネッサンスのジョルジョーネやティツィアーノへの道をひらいた。半世紀以上に上る長い画歴のなかで、祭壇画、聖母子画などの宗教画、肖像画など約180点。
↓リミニ(伊)市立美術館のピエタ(4人の天使に支えられる)部分
↓ベルリン国立絵画館のキリストの復活
↓同上のピエタ(二人の天使の間の死せるキリスト)
↓ヴェネツィア・ムラーノ島/サン・ピエトロ・マルティーレ教会の聖母子と聖人たち
↓ヴェネツィア/サンタ・マリア・ディ・フラーリ教会の玉座の聖母子と2人の奏楽の天使
↓ヴェネツィア・アカデミア美術館の受胎告知
↓同上の聖母子と聖カタリナとマグダラのマリア(部分/マグダラのマリア)
↓ヴェネツィア/コレール美術館のピエタ(2人の天使に支えられる死せるキリスト)
↓ミラノ/ブレラ美術館のピエタ(聖母と聖ヨハネに支えられる死せるキリスト)
↓同上の聖母子(ギリシアの聖母)
↓フィレンツエ/ウフィツィ美術館のアレゴリー(宗教的寓意)
↓ニューヨーク/フリック・コレクションの荒野の聖フランチェスコ
↓ワシントンDC/ナショナル・ギャラリーの聖母子(弟子との共作)
↓パリ/ジャックマール-アンドレ美術館の玉座の聖母子
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの統領レオナルド・ロレダン
↓同上の聖母子(ザクロの聖母)
↓同上のオリーブ山のキリスト
↓同上の読書する聖ヒエロ二ムス(風景のなかで)
↓ヴェローナ/カステル・ヴェッキオ美術館の聖母子
↓ウルビーノ/マルケ国立美術館の聖会話
↓ペーザロ市立美術館のペーザロ祭壇画(聖母の戴冠)
↓ベルガモ/アカデミア・カッラ―ラ美術館の聖母子
↓パリ/ルーヴル美術館の祝福するキリスト
↓ウィーン/美術史美術館の鏡を見る裸婦
↓アジャクシオ(コルシカ島)/フェッシュ美術館の聖母子
↓ボストン/イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館の十字架を担うキリスト
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の聖会話
タグ:G・ベッリーニ
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(ブリューゲル父子)]
特別篇
ブリューゲル(ピーテル・父) Pieter Brueghel(ネーデルランド)1525/30~1569
16世紀ネーデルランドの代表的画家、素描家、銅版下絵画家。アントワープで修行した後、1551年聖ルカ組合に親方として登録。風景画やボス風の幻想的、怪奇的なモティーフの主題や当時の祝祭、宗教、農民の生活など描いた。円熟期には大人物構図へと移行。人間存在の普遍的問題を含んだ寓意画などに卓抜した人間表現が見られ、エイク以来のネーデルランド絵画史上最後の巨匠となった。
↓ウィーン/美術史美術館のバベルの塔
↓同上の幼児虐殺(コピー?)
↓同上の農民の婚宴
↓同上の暗い日
↓同上の雪中の狩人
↓同上の農民の踊り
↓ブリュッセル王立美術館のあくびをする人
↓同上のイカロスの墜落のある風景
↓同上のマギの礼拝
↓同上の反逆天使の墜落
↓同上のベツレヘムの人口調査
↓パリ/ジャックマール-アンドレ美術館の幼児虐殺(息子ピーターとの合作)
↓ミュンヘン/アルテ・ピナコテークの農婦の頭部
↓同上の怠け者の天国
↓ベルリン/国立絵画館のネーデルランドの諺
↓マドリード/プラド美術館の田舎の婚礼
↓同上の死の勝利
↓ニューヨーク/フリック・コレクションの3人の兵士
↓ウィーン/アルベルティ―ナ美術館の大きな魚は小さな魚を食べる
↓ロッテルダム/ボイマンス美術館のバベルの塔
↓ナポリ/カポディモンテ美術館の盲人の寓話
↓ローマ/ドーリア・パンフィーリ美術館の冬の通り
ブリューゲル2世(長男ピーター) 1564/65~1636
父親の模作を数多く描いたことで知られている。
↓ケンブリッジ/フィッツウィリアム美術館の農民の祭り
↓ブリュッセル王立美術館の謝肉祭と四旬節の喧嘩
↓カーン(仏)市立美術館のベツレヘムの人口調査
↓バーゼル美術館の死の勝利
↓ベルギー王立美術館の婚礼の踊り
ブリューゲル(次男ヤン) jan Brueghel 1568~1625
森の風景、動物、花を輝く色彩で巧みに描き「ビロードのブリューゲル」と称された。ルーベンスの良き友人として共同制作も行った。
↓ウィーン/美術史美術館の青い花瓶の花
↓同上の花瓶の花
↓同上の花瓶(樽?)の花
↓ミラノ/アンブロジアーナ美術館の花瓶の花(宝石、コイン、貝)
↓アントワープ王立美術館の花瓶の花
↓ミラノ・アンブロジアーナ美術館のガラスのコップの花
↓ミュンヘン/アルテ・ピナコテークの花輪の聖母子(ルーベンスと共作)
↓同上の花のブーケ
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の花束
↓アムステルダム国立美術館のガラスのコップの花
ベルガモ/アカデミア・カッラ―ラ美術館の花束と右下に蝶
↓同上の花瓶の花(右下に指輪とダイヤ)
タグ:ブリューゲル父子
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(ホ-3)]
ポライウォーロ兄弟 Pollaiuolo (伊) 兄/Antonio1431/32~1498 弟/Piero1441/43~1496
15世紀後半のフィレンツェで大規模な工房を構えて活躍した美術家兄弟。兄は本来は金工家であったが、2人は絵画制作においても協力しあった。2人の手の判別は難しいが兄の方が数段優れていた。宗教画のほか、異教的テーマも多い。
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの聖セバスティアヌスの殉教
↓フィレンツェ/バルディーニ美術館の龍を倒す大天使ミカエル
↓ロンドン/ナショナルギャラリーのアポロとダフィネ
↓ミラノ/ポルディ・ペッツォーリ美術館の婦人の肖像
↓フィレンツェ/ウフィツィ美術館のガレアッツォ・マリア・スフォルツァ
↓ベルリン国立絵画館のダヴィデの勝利
ポントルモ Pontormo (伊)1494~1556/57
16世紀の初期マニエリスムの代表的画家。フィレンツエのダ・ヴィンチやアンドレア・デル・サルトの工房で修行し、ミケランジェロから大きな影響を受けた。反古典主義的な傾向の強い引き伸ばされた人体、人為的な衣文表現、非現実的な色彩表現など、独自の画風。メディチ家から重用され、一族の肖像画や、別荘の装飾など制作。
↓フィレンツエ/サンタ・フェリチタ教会の受胎告知
↓同上の十字架降下
↓サンクトペテルブルク/エルミタージュ美術館の聖ヨセフ、洗礼者ヨハネのいる聖母子
ボナール Pierre Bonnard(仏)1867~1947
アンティミスム(親密派)の画家。ナビ派の1人として出発し、印象主義やフォーヴも採り入れながら、洗練された色彩、光あふれる絵画を制作。南フランスに移住後は特に裸婦像、人物像に優れたものが多い。
↓ブリュッセル王立美術館の薔薇色のソファのある化粧室
↓パリ/市立近代美術館の浴槽の裸婦
↓同上の鏡の前の裸婦
↓パリ/ポンピドー・センター・近代美術館のレーヌ・ナタンソンと赤いセーターのマルト・ボナール
↓同上のル・カネの食堂の片隅
↓同上の赤い装い
↓同上の浴室の裸婦
↓パリ/オルセー美術館のベットの上でまどろむ女
↓同上の女と猫
↓ニューヨーク/近代美術館MoMAの浴室の裸婦と子犬
↓同上の食堂・庭の眺め
↓同上のグリーンのスリッパ―の裸婦
↓同上の白いテーブルクロス
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館の古い港の眺め、サントロぺ
↓同上の子供たちの食卓
↓同上の緑のブラウス
↓ワシントン/フィリップ・コレクションの犬を抱く女
↓同上の開いた窓
↓ワシントン・ナショナル・ギャラリーの庭のテーブル・セット
↓リヨン美術館の暖炉の上の花
↓同上のGrand-Lempsの玄関前で
↓同上の赤いじゅうたんの上の花
↓ニース美術館のセーヌ川に面して開いた窓、ヴェルノネ
↓個人コレクションの窓の前のテーブル
↓個人コレクションの室内
↓チューリッヒ美術館の舟遊び・シニャックと彼の友人
↓ロンドン・テイト・ギャラリーのミルク・ポット
↓サンクトペテルブルク/エルミタージュ美術館のパリの夕方
↓千葉/川村記念美術館の化粧室の裸婦
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(ホ-4)]
ボテロ Fernando Botero(コロンビア)1932~
コロンビア出身の具象画家。スペインの美術学校で学び、プラド美術館に通いスルバラン、ゴヤなどの人物表現など研究。またイタリアも訪れフィレンツエ大学でロベルト・ロンギから美術史を学んだ。ニューヨークやパリにも住んでいる。
↓ニューヨーク/近代美術館MoMAの大統領の家族
↓マールボロ―・ギャラリーのオーケストラ
↓同上の湖の畔の散歩
↓同上の花束
↓同上のギターのある静物
↓同上のモナリザ
ホックニー David Hockney (英)1937~
イギリスのポップ・アートの画家。現在はロスアンジェルスサンゼルスを拠点として活動する芸術家。1960年代よりポップアート運動にも参加し大きな影響を与え、イギリスの20世紀の現代芸術を代表する1人である。
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館の富士山と花
ホルバイン hans Holbein(独)1497/98頃~1543
ドイツ・ルネッサンスを代表する画家。木版画の挿絵から出発し、宗教画や肖像画などを残す。何度かイギリスに滞在し、1536年以降はヘンリー8世の宮廷画家として活躍した。
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館のヘンリー8世
↓ニューヨーク/フリック・コレクションのサー・トマス・モア
↓バーゼル美術館の墓の中の死せるキリスト
↓同上のホルバインの妻と2人の子供
↓ハーグ(オランダ)/マウリッツハイス美術館のジェーン・シーモア
↓ローマ/バルベリーニ美術館のヘンリー8世
↓パリ/ルーヴル美術館のアンナ・フォン・クレーフェ
ボワイー Louis Leopold Boilly(仏)1761~1845
フランスの画家、版画家。1785年パリに出てサロンに出品。肖像画のほかに当時の風俗やパリの市民生活を描き、版画にして出版し、人気になった。
↓パリ/ルーヴル美術館のガブリエル・アルノ―の肖像
ホントホルスト
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(マグリット)]
特別篇
マグリット Rene Magritte(ベルギー)1898~1967
ベルギーのシュルレアリスムの代表的画家。ブリュッセルの美術学校で学び、ポスターや広告の仕事をしながら、未来派やキュビズム風絵画の制作。ベルギーのダダ運動~パリ滞在時は、シュルレアリスム運動にかかわる。ブリュッセルに戻り自己の様式を確立。人間の固定観念を揺さぶる知的な絵画と言われる。
↓ニューヨーク/近代美術館MoMAの光に帝国Ⅱ1950
↓同上の偽りの鏡
↓ブリュッセル/ベルギー王立美術館の光の帝国1954
↓同上の涙の味わい
↓同上の恐怖の仲間
↓同上の宝の島
↓同上の抒情
↓同上のインテリジェンス
↓同上の良き未来
↓同上の泥棒
↓同上の収穫
↓ヴェネツィア/ペギー・グッケンハイム・コレクションの光の帝国・1953/54
↓ヒューストン(米テキサス)/La Collection Menilの光の帝国
↓同上のゴルコンダ
↓同上のガラスの鍵
↓同上の中世のパニック
↓ニューヨーク/Richrd S.Zeisler Collectionの恋人たち
↓千葉/川村記念美術館の冒険の衣服
↓個人コレクションの幸せな手
↓同じく個人コレクションの滝
↓同じく個人コレクションのゴルコンド
↓同じく個人コレクションの旅の土産
↓ベルギーのフランス人会の無題
↓同上の無限の認識
↓個人コレクションのセラピスト
タグ:マグリット
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(マー1)]
マザッチョ Masaccio(伊)1401~1428/29
15世紀フィレンツェの画家。彫刻家ドナテッロ、建築家ブルネレスキとともに初期ルネッサンス美術の三大美術家とされる。明暗による人体の立体的・構造的表現と遠近法に基づく空間表現を有機的に結びつけた最初の画家。ローマのサン・クレメンテ聖堂で制作中に28歳で夭折。
↓ロスアンジェルス郊外/ポール・ゲッティ美術館の聖アンドレ(ピサ多翼祭壇画4)
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの玉座の聖母子(ピサ多翼祭壇画2)
↓ナポリ/カポディモンテ美術館のキリストの磔刑(ピサ多翼祭壇画1)
↓フィレンツエ/ウフィツィ美術館の聖アンナと聖母子(マゾリーノとの共作)
↓フィレンツエ/サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂の聖三位一体
マセイス Quentin Massys (ネーデルラント)1465/66~1530
初期ネーデルラント第2世代の画家。アントワープのマニエリスム様式のの代表的画家として活躍。ウェイデン、フースらの影響が認められるが、次第に技巧的で優雅な画風に変わる。聖母子などの宗教画から風俗画へと移行しつつ、時にグロテスクへの偏愛も見せる。
↓アムステルダム国立美術館の聖母子
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の男の肖像
↓パリ・ルーヴル美術館の両替商とその妻
↓同上の聖母子
↓デン・ハーグ/マウリッツハイス美術館の聖母子
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの聖母子と4人の天使
マゾリーノ・ダ・パニカーレ Masolino da Panicale (伊) 1383頃~1447頃
15世紀初頭に活躍した国際ゴシックとルネサンスの間に位置する画家。マザッチョと共にフィレンツェやローマで壁画の製作に着手するがマザッチョの死後は単独で仕上げたとみられる。本来はゴシック的要素の強い画家であったが、マザッチョの影響下にあって、ルネサンス的な堅固な人体、空間の描写が見られる。
↓カスティリオーネ・オロ―ナ(伊)/コッレジャータの聖母の物語
↓同上の聖マタイと天使
↓同上の全体ドーム内陣
↓同上の洗礼堂・洗礼者聖ヨハネの生涯(キリストの洗礼)
↓ローマ/サン・クレメンテ聖堂のサクラメント礼拝堂
↓同上の受胎告知
↓同上のキリストの磔刑
マッケ August Macke(独)1887~1914
ドイツ表現主義の中にあって明るい色彩をオプティミスムを忘れることのなかった異色の画家。1912年カンディンスキーやクレーらと「青騎士」の結成に参加。1914年クレーらと共にチュニジアのカイルアンを訪れ、新しい様式を創造しつつあったが、同年第一次大戦に召集され戦死した。
↓ミュンヘン/レンバハハウス美術館の庭の花
↓同上の窓辺の鉢花
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所のヴァルターの玩具
↓ミュンスター/ヴェストファーレン州立美術館の流行の店
↓エッセン(独)/フォルクヴァンク美術館の帽子店
マルク Franz Marc(独)1880~1916
動物画に表現主義的コスモロジーを導入したドイツの画家。マッケやカンディンスキーと共にグループ「青騎士」を結成。ドイツをはじめロシアやフランスの同時代の芸術家と積極的に交流。重要な作品を制作していたが、第一次大戦に召集され戦死。
↓ミュンヘン/レンバッハハウス美術館の鳥
↓同上の猫とヌード
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の犬
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の夢
↓エッセン(独)フォルクヴァンク美術館の風景の中の馬
マルティーニ Simone Martini (伊)1284~1344
14世紀シエナ派の代表的画家。師であったと思われるドゥッチョの装飾性、華麗な色彩を継承するとともに、写実的な表現にフランス・ゴシックの影響がみられる。晩年の作品は国際ゴシック様式を予告、フランスやフランドルの画家に強い影響を与えた。
↓フィレンツエ/ウフィツィ美術館の受胎告知と聖アンサヌスと1聖女
↓シエナ市庁舎「世界地図の間」のグイドリッチョ・ダ・フォリアーノ
↓同上の荘厳の聖母(マエスタ)部分
↓エクサンプロヴァンス/グラネ美術館の受胎告知と聖誕
↓アントワープ王立美術館のオルシーニ多翼祭壇画(受胎告知、キリストの磔刑、十字架降下)
マレーヴィチ Kazimir Severinovich Malevich (ロシア)1878~1935
ロシアにおける無対象表現、シュプレマティズムの創始者。ロシア未来派として活躍後シュプレマティズムの絵画を発表。ロシア革命に際しても急進的な姿勢をとり、各地の美術学校、工房で教鞭をとる。絵画制作では具象的で鮮やかな色彩の人物表現にも意欲を示した。
↓サンクトペテルブルク/国立ロシア美術館のIvan Klyunの肖像(The Builder)
↓同上の村の娘
↓ニューヨーク/グッケンハイム美術館の降雪後の村の朝
↓千葉/川村記念美術館のシュプレマティズム(消失する面)
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(マネ)]
特別篇
マネ Edouard Manet(仏)1832~1883
印象派の先駆者。古典主義的な主題を現代風の情景の中に表現する方法を師のクチュールから学ぶ。「草上の昼食」と「オランピア」でこの考えを実現した。自由闊達な線と比類のない色彩感覚によって、近代生活の様々を描写。題材は多方面に及んだ。
↓パリ/オルセー美術館のローラ・ド・ヴァランス
↓同上のすみれの花束を付けたベルト・モリゾ
↓同上の浜辺にて
↓同上のオランピア
↓同上の草上の昼食
↓同上の笛吹く少年
↓同上のバルコニー
↓同上のガラス花瓶の中のカーネーションとクレマチス
パリ/マルモッタン美術館の横たわるベルト・モリゾ
↓リヨン美術館のジャンヌ・ドゥマルシー嬢
↓ミュンヘン/ノイエ・ピナコテークのアトリエの昼食(食後)
↓同上のボートのアトリエのモネ
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の昼食
↓ベルリン・ナショナル・ギャラリーの冬の庭園
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館のボート遊び
↓同上のエスパダの衣装を着けたヴィクトリーヌ・ムーラン
↓ワシントン・ナショナル・ギャラリーの鉄道
↓ヴィンタートゥール/オスカー・ラインハルト・コレクションのカフェにて
↓ロンドン/コート―ルド美術研究所のフォリ―=ベルジェール劇場のバー
↓同上のエヴァ・ゴンザレスの横顔(エッチング)
↓箱根/ポーラ美術館のベンチにて
タグ:マネ
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(マンテーニャ)]
特別編
マンテーニャ Andrea Mantegna(伊)1431~1506
15世紀の北イタリアの代表的画家。パドヴァでスクアルチョーネの下で修業。ドナテッロの影響を受けモニュメンタルで雄弁な線的・彫刻的様式を確立。ヤコボ・ベッリーニの娘と結婚。義弟のジョバンニ・ベッリーニに強い影響を与えた。1460年、マントヴァのゴンザーカ家の宮廷画家として招かれ、終生をこの町で過ごした。
↓パリ/ジャックマール-アンドレ美術館の聖人を伴う聖母子
↓同上のエッケ・オモ
↓パリ/ルーヴル美術館のキリストの磔刑(サン・ゼーノ祭壇画のプレデッラ)
トリノ/サバウダ美術館の聖母子と幼児ヨハネと5聖人
↓マントヴァ/サン・ジョルジョ城の天使
↓同上の出会い(ゴンザーガ一族と廷臣たち)
フィレンツエ/ウフィツィ美術館のマギの礼拝
↓ヴェローナ/サン・ゼーノ聖堂の祭壇画
↓ヴェローナ/カステルヴェッキオ美術館の聖家族と聖女
↓ミラノ/ブレラ美術館の聖ルカ多翼祭壇画
↓同上の死せるキリスト
ウィーン/美術史美術館の聖セバスティアヌス
↓同上のイサクの犠牲
↓ロンドン/ナショナル・ギャラリーのサムソンとデリラ
↓同上のオリーヴ山の祈り
↓ロンドン/ハンプトン・コート王室コレクションのカエサルの勝利(部分)
↓ドレスデン国立美術館の聖家族と幼児聖ヨハネ
↓ベルガモ/アカデミア・カッラ―ラ美術館の聖母子
↓ロスアンゼルス郊外マリブ/ポール・ゲッティ美術館の東方三博士の礼拝
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(ミー1)]
ミュンター Gabriele Munter(独)1877~1962
ドイツ表現主義の代表的女流画家。1902年にカンディンスキーに師事。1904年からカンディンスキーと共にヨーロッパ各地を回り、ムルナウを拠点に制作。フォーヴとカンディンスキーの初期の作品の影響をもとに独自の様式を生み出した。
↓個人コレクションの漁夫の家
↓ミュンヘン/レンバハハウス美術館のヤウレンスキーとヴェレフキン
↓個人コレクションの青いクロスの上の林檎
ミレー Jean-Francois Millet(仏)1814~1875
19世紀フランスの農民画家、風景画家。初めは肖像画、歴史画を専門とするが、サロンには不評で、1848年の「箕をふるう人」から農民画に転向。翌年パリからバルビゾンに移住。「種まく人」「落穂ひろい」など描き、レアリスム絵画の巨匠として名声を得る。
↓ニューヨーク/フリック・コレクションのランプの下で縫物をする女
↓甲府/山梨県立美術館の種まく人
↓同上のポーリーヌ・オノ
↓同上のヴォ―ジュ山中の牧場風景
↓同上の落穂拾い・夏
↓ボストン美術館の子午線
↓同上の馬鈴薯植え
↓IBMコレクション(米)の井戸から帰る農婦
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの箕をふるう人
↓ミュンヘン/ノイエ・ピナコテークの接ぎ木をする男
↓パリ・オルセ―美術館の落穂拾い
↓同上のマーガレットの花束
↓リール美術館の子供に食べさせる母親(ついばみ)
ロスアンゼルス郊外マリブ/ポール・ゲッティ美術館の鍬を持つ男
ミレイ John Everett Millais(英)1829~1896
ラファエル前派の画家。11歳で史上最年少の画家となり、数々の賞を獲得。1848年ラファエル前派の創立メンバーとなる。歴史的、文学的主題を写実に基づく明るい色彩と細密な手法で描く。後には風俗的主題や肖像をより通俗的なスタイルで描き成功した。
↓ロンドン・テイト・ギャラリーの両親の家のキリスト
↓同上のオフィーリア
↓オックスフォード/アシュモリアン美術館の箱舟に帰った鳩
ミロ Joan Miro(スペイン)1893~1983
20世紀を代表するスペインの画家。1924年シュルレアリスト・グループに入り自由なオートマティスムな表現の世界に、活路を見出した。
↓ヴェネツィア/ペギー・グッケンハイム・コレクションの絵画1925
↓バルセロナ/ミロ美術館の若い娘の肖像
↓同上のタペスリー
↓マドリード/スペイン現代美術館ソフィア王妃センターのエスカルゴ、女、花、星
↓パリ/ポンピドー・センター・近代美術館のシェスタ