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1993春の旅(8)パリ [1993春ヨーロッパ娘たちと美術館巡り]

3/19(金)

 朝から体調が悪かったのですが、熱は微熱程度ですしせっかくパリに来て寝てもいられません。ホテルからタクシーでマルモッタン美術館へ。ブローニュの森の近く、高級住宅地16区にある邸宅がモネの美術館です。タクシーでミュゼ・マルモッタンといっても発音が悪いのか通じません。仕方なくモネ、モネと連発。ああモネね・・・ウイウイ。

☆マルモッタン美術館(初)

 まず、直行したのがモネのお部屋といいたいところですが、入り口右側のミ二ュアチュールの展示室でウロウロ。(今はモネよりこちらのほうに興味ありですが・・・)広くもない美術館で迷ってしまった母娘3人組でした。
モネは「印象-日の出」、「雪のなかの蒸気機関車」「サン・ラザール駅、ヨーロッパ橋」など。ここやオルセーで初めて知ったのがモリゾやカサットの女流画家たち。柔らかな筆致の中に生活者としての、母としての確かな眼が感じられます。
カイユボットの「パリの通り、雨」(シカゴの習作)なども良かったです。 

↓モネ「印象・日の出」48×63/第一回印象派展に出品。「印象派」という用語はこの絵から生み出されたそうです。(絵葉書)

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モネ雪のなかの蒸気機関車」59×78
故郷の鉄道駅(今は廃線)を懐かしく思い出しました。睡蓮の絵より好き。(絵葉書)

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モリゾ「Au Bal 舞踏会で」
黒い髪と瞳の美しい貴婦人。優雅ななかにストーリーを秘めた作品です。(絵葉書

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↓マルモッタン美術館の前で

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 この後、サンジェルマン・デ・プレに行き、和食のランチ。久しぶりの日本の味に少し食欲も出て、私はお茶漬けを食べました。夕食のために巻き寿司もテイクアウトしてホテルに戻りました。ところが背中が痛くなってきて、それが次第に激痛になり、熱も上昇。明日はロンドンに移動しなければなりませんから、カードの保険会社に電話して、近くのお医者さんに診察を頼みました。まもなくやってきたフランス人の医者さんはこの近くで開業している方でした。太い注射をお尻に打たれました。お薬は長女が処方箋を持って、近くの薬局でもらってきてくれました。これで安心したのか注射も効いたらしく、深い眠りに・・・。


 


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