1996初秋の旅(12)バルセロナ [1996初秋ヨーロッパ鉄道の旅]
9/11(水)
朝、ホテルの窓から見える小さな広場が異常に騒がしく、デモ?・・・多くの人々が黄色と赤のカタルーニャの旗を手に騒いでいます。観ているとTV中継車や警察の姿も・・・。後から分かったことですが、この日の9月11日は「カタルーニャの日」だったのです。300年くらい前にフィリッペ5世によって、カタルーニャがスペインに統合された日でした。この広場にその抵抗の戦いで活躍した将軍(ラファエル・カザノバ)の銅像が建っていて、カタルーニャの独立運動のデモ隊の出発点になっているそうです。なかには警官に追われている人も出てびっくり!でも大半はパレードのようなお祭り騒ぎのようにも見えました。
この時点では美術館やガウディの建築物も2時までとは知らず・・・あちこち行ったのに空振りが多くて、ついていないバルセロナでした。乗り降り自由の観光バスで、グエル公園~カタルーニャ広場~ランブラス通りなど巡りましたが、バスの待ち時間が長くて効率が悪く、疲れました。
↓グエル公園にて
ランチはピカソ美術館のレストラン(美味しかったので)へ再度行ってみました。カタルーニャ風のスープや烏賊のソース煮、スペイン風オムレツなど。まずまずのお味でした。
↓彫像のように動かないパフォーーマンスなどで大賑わいのランブラス通り。リセウ劇場は大改装中。↓グエル邸もクローズ
そして↓モンジェックの丘のカタルーニャ美術館へ。当時は丘を登るエスカレーターはなかったと記憶しています。
長い階段を上って、ようやく館内に入ったのですが、すでに時間切れ。ホールのショップだけはオープンしていましたが、とてもとても残念でした。心残りの多いバルセロナ・・・。
↓カタルーニャ美術館ホール上部のパイプオルガン。
夕食はホテルのレストランで、フィッシャーマン風スープやサーモンのカルパッチョで軽めに済ませました。明日はマドリードに向かいます。まだバルセロナとの間の新幹線ができていない頃でしたから、長距離列車に乗ります。荷物の整理をして就寝。
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