私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(レ&ロ)]
レジェ Fernand Leger (仏)1881~1955
キュビズムの画家。建築を学んだ後、パリで絵を学ぶ。キュビズムを独自に展開し、円筒や長方形を用いた構成から機械をテーマに単純化された量感ある作品などを制作。やがて太い輪郭による量感ある人物像を中心に、近代生活における機械、都市、労働と人間、自然、レクリエーションとの調和を生涯の主題とした。
↓パリ/ポンピドー・センター・近代美術館の2羽の鸚鵡のいる構成
↓同上の読書
↓同上の余暇、ルイ・ダヴィッド礼賛
↓ニューヨーク/グッケンハイム美術館のポストカード
↓同上の大パレード
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館のエスカレータ階段
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の魚師たち
レーニ Guido Reni(伊)1575~1642
17世紀ボローニャ派の巨匠。カラッチ一家の工房で修行し、1590年代末には画家としての評価を確立し、独自の道を歩む。亡くなるまでボローニャを中心に活躍。作品は洗練された演劇性と感傷性に富み、フランスのアカデミズム画家の間で模範として高く評価された。
↓ロンドン/バッキンガム宮殿・ロイヤル・コレクションのクレオパトラの死
↓ローマ/バルベリーニ美術館のベアトリーチェ・チェンチ
↓ボローニャ国立美術館の嬰児虐殺
レノルズ Jushua Reynolds(英)1723~1792
18世紀イギリスのアカデミズムを支配した肖像画家。壮麗な肖像画によって貴族社会の圧倒的な支持を得た。
↓東京/富士美術館の少女と犬
レーピン ILYA REPIN (ロシア)1844~1930
ロシア・リアリズムの画家。イタリア、フランスに留学後、ペテルブルグ美術アカデミーの正会員となる。風俗画、歴史画、肖像画の分野でロシア・リアリズム芸術の頂点を極める。
↓サンクトペテルブルク/ロシア美術館のサトコ
↓同上の林檎と葉
↓同上の裸足のトルストイ
↓同上のWhat an Expanse!(なんという広がり!)
↓ヘルシンキ/アテネウム美術館のナタリア・ノルドマンとイリヤ・レーピン
↓同上のナタリア・ノルドマンの肖像
↓同上のElizaveta Zvantsevaの肖像
ロスコ
ロセッティ dante Gabriel Rossetti (英)1828~1882
ラファエル前派の画家。イタリア亡命詩人の息子。美術学校で知り合ったミレイやハントとともに1848年ラファエル前派を結成。宗教画から中世伝説を題材にした色彩豊かな作品を生み出す。1860年以降は主にモリス夫人をモデルに女性美を追求した耽美的な作品を描いた。
↓シカゴ美術館のベアータ・ベアトリクス
↓ケンブリッジ(米)/ハーバード大学付属フォッグ美術館の祝福されし乙女
↓同上の窓辺の淑女
↓オックスフォード(英)/アシュモリアン美術館のハムレットとオフィーリア
↓同上の夢想
↓ロンドン・テイト・ギャラリーのプロセルピナ
↓同上のベアータ・ベアトリクス
↓同上のモンナ・ヴァンナ
ロッソ・フィオレンティーノ Rosso Fiorentino (伊)1494~1540
ポントルモとともにマニエリスム第一世代を代表する画家。初期のフィレンツェ時代はアンドレア・デラ・サルトとデューラーの作風を吸収、抽象的形態と幻想的な色彩、悲壮なまなざしの人物像など独自の作風。その後ローマで略奪に会い、イタリアからフランスに渡る。フォンテーヌブロー宮の壁画の共同製作にかかわる。後にフォンテンブロー派と呼ばれる画派を形成、その後のフランス美術に多大な影響を及ぼす。
↓サン・セポルクロ(伊)/サン・ロレンツォ教会の十字架降下
ワイエス Andrew Wyeth (米) 1917~2009
アメリカン・リアリズムの画家。ペンシルヴェ二アとメイン両州に限定した生活風景を乾いた抒情性を持って、精緻に描写。
↓東京/イセ文化財団のサーカス・デー
私の絵葉書美術館(追加) [絵葉書コレクション(ラー1)]
ライスダール Jacob van Ruisdael (ネーデルランド)1628頃~1682
17世紀オランダ最大の風景画家。1648年ハーレムの画家組合に加入。1657年にアムステルダムに移るまで各地を旅し、修行。緊密な構図によって風景画の中に、雄大さや劇的な緊張感を導入した。ターナーらのイギリス風景画やフランスのバルビゾン派に大きな影響を与えた。
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館のハーレムの遠景(手前に白っぽい畑)
↓アムステルダム国立美術館のドゥールステーデに近いウェイクの風車
↓同上のハーレムの眺め
↓同上の玉蜀黍畑
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館の麦畑
↓ロンドン/ウォーレスコレクションの滝の眺め
↓デン・ハーグ/マウリッツハイス美術館のハーレムの眺め
ラ・トゥール(ジョルジュ・ド) Georges de La Tour(仏)1593~1652
フランス古典主義の画家。生前には著名な画家であったが、その後長く忘却され1915年になって研究者によって再評価された。鋭い写実と明暗表現、立体派風の人物表現を得意とした。初期は風俗画を描いていたが、次第に深い精神性の宗教画に独自の世界を完成した。
↓パリ/ルーヴル美術館の悔悛するマグダラのマリア(聖なる火を前に)
↓同上の聖イレネに介抱される聖セバスティアヌス
↓同上のいかさま師
↓同上の大工の聖ヨセフ
↓同上の羊飼いの礼拝
↓レンヌ美術館の新生児(キリストの降誕)
↓ロンドン/バッキンガム宮・王室コレクションの読書する聖ヒエロニムス
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館の悔悛するマグダラのマリア(二つ灯火の前の)
↓ニューヨーク/フリック・コレクションの聖母の教育(読書)
ラ・トゥール(モーリス・カンタン・ド)
ランブール兄弟 Limbourgles,Les freres de (pol Jean Herman) 15世紀初めパリ及びベリー地方で活躍
ヘルダーラント出身の写本彩飾師3兄弟。1402~04年ブルゴーニュ公フィリップ豪胆公の注文で聖書の挿絵を担当。フィリップ豪胆公死去後はベリー公ジャンに仕え「美しき時祷書」を制作。豊かな衣装に包まれた人物を明るい色調で描く。
↓シャンティイ/コンデ美術館の「いとも豪華なる時祷書」の黄道十二宮より
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