1991初夏の旅(7)フィレンツエ(ピサとルッカ) [1991春イタリア・ルネッサンスの旅]
5/19(日)
この日の出発はゆっくりめ。朝の散歩に行かれた方も多かったようですが、怠けものの私は部屋で過ごしました。シニア客の評判の良い旅行代理店W社なので、スケジュールにも余裕がありました。フィレンツェに3泊できたのは後の美術館めぐりの原点になったと言っても過言ではないでしょう。
ツアーのバスはパノラマ道路を西へ走り、斜塔で有名なピサへ向かいました。
↓ ピサの大聖堂 まだロマネスクのロの字も知らない頃なので、きちんとした写真も残っていません。このときの日記にはレースの縁飾りのようで綺麗だったと書いていました。ガリレオ・ガリレイのランプ、チマブエ「キリスト像」、ピサーノの説教壇など見学。
↓ 斜塔
↓ 洗礼堂
ランチはフリーだったので、仲良しになったAさんとふたりで、広場の近くのレストランへ。8500リラの定食はサラダとパスタだけで、まだ48歳の若かった?私はもう一皿パスタを追加…イタリア語で説明されたのですが、ちんぷんかんぷん。同じシーフードのスパゲッティが来ちゃって・・・汗。
次はルッカの街へ。
↓ ドゥオーモの前はTVのカメラが並び、信者の人の波…新しい司教様が来られた日でした。その歓迎のための旗が民家の窓に飾られてました。今なら分かる(笑)ロマネスク・ピサ様式のドゥオーモです。
↓ ルッカの街を散策。プッチーニの生家が残っていて(1階は管理人の住まい)、上階が博物館になっています。蝶々夫人の古いポスターなども飾られていました。このころはオペラのオの字も知らない頃でしたから、ガイドさんの説明も上の空、退屈でした(笑)。
↓ただし、旧市街の散策は楽しかったです。特に城壁の上の散歩道。でもほんの少ししか歩かなかったので、心残り。爽やかな5月の空、時々風に舞う柳の綿毛・・・。
フィレンツェに戻り、夕食はLe Sagristiaというレストランへ。事前に渡されたメニューではヒラメのはずが肉に変更されたとかで、ワインが飲み放題になりました。旅の間にどんどんお酒に強くなる私・・・。
☆イタリア・ロマネスク(トスカーナ)
ピサの大聖堂と洗礼堂、斜塔
ルッカのドウオーモと聖ミケーレ教会
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