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1994春の旅(1)札幌~ロンドン [1994春ヨーロッパ初めての一人旅]

 1994年の春は娘たちも就職、進学とそれぞれの道を歩み始めました。実質的に子育ては終了したわけです。その記念に念願の独りでヨーロッパの美術館を巡ることになりました。

また、初めて一人旅で美術館巡りをしようと計画したきっかけは某カルチャー教室での美術史の講座の先生の影響も大きかったのです。北大の英米文学の教授だった高久真一先生は美学の専門家ではありませんが、西洋美術に造詣が深く、『キリスト教名画の楽しみ方』(日本キリスト教団出版局)の著者でもあります。講座ではご自分で独りで美術館を回られ、撮影されたスライドに、多方面からのアプローチによる解説も楽しく、すっかり虜になりました。今思えば高久先生は私の人生を変えた師でもあったわけです。記念すべき最初の一人旅はやはり先生のお薦めのオランダ、ベルギーにロンドンとパリを加えたコースになりました。夫も快く私の趣味の旅に送り出してくれました。こうして、感謝とともに解放感いっぱいの旅が始まりました。

<スケジュール>は

ロンドン(5)~アムステルダム(2)~デン・ハーグ(1)~アントワープ(1)~ブリュージュ(2)~ブリュッセル(1)~パリ(4)

↓MAP 

 

東京で独り暮らしの次女を成田に呼んで、夕食を共にして1泊。そしていよいよ16泊18日の旅が始まりました。航空券とホテルはHISの札幌支店で手配してもらいました。

5/7(土)成田11:00→ロンドン15:30(ヴァージン・アトランティック航空)

 今はあるかどうかわかりませんが、ヴァージンの準ビジネスクラスに乗りました。座席はビジネス、食事はエコノミーでした。ただ現在のビジネスクラスとは違って座席が180度倒れるわけではありませんが。空席がほとんどで、通路側にカーテンも!横になってのんびりの空の旅でした。

 ホテルはストランド・パラスホテルに5泊しました。このホテルを選んだのはナショナル・ギャラリーやミュージカルの劇場が近いというだけで、後にオペラのために何度も利用することになろうとは・・・。大型のホテルなので地上階に4つレストランやカフェがあり、この日の夕食はトマトスープ、エビのフライなど。味は最低に近く不味すぎ(涙)。部屋は下のほうの階で6畳ほどと狭く、窓から見える中庭もコンクリで薄汚く、がっかりでした。ただバスタブが付いていて、清潔な室内。立地条件も◎でした。

ホテルにツアーデスクがあり、明日のバスツアーを予約して、領収書兼参加確認書をいただいて部屋に戻りました。ところが翌日大慌て・・・。


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alice

1994年の旅もアルバムに日記風なメモがつけてあったので、何とかスムーズにアップできそうです。ただ、写真の色が青く変色していて、スキャンして編集の時に色を直そうとしたのですが、うまくいきません。どなたか修正の方法をご存知でしたら教えてくださいませ。
by alice (2015-01-22 00:27) 

alice

昨夜いろいろ試してみたところ、カラーバランスで補正できました。
by alice (2015-01-22 15:17) 

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