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1998春の旅(5)ミラノ~ボローニャ [1998春イタリアオペラ仲間との旅]

3/19(木)ミラノ10:05→ボローニャ12:30

ボローニャ/グランドホテル・バリオー二

 ミラノのホテルから中央駅までは至近距離ですが、重いスーツケースを運ぶのは大変なので、タクシー移動でした。タクシー運転手さんにとっては嫌~なお客さんでしたでしょう。列車で1時間半のボローニャへ。

↓列車で。

1998.3-19.jpeg

 ホテルは滅多に泊まることのない5☆です。何故ここを選んだかと言いますと、この夜のオペラのチケットが取れないので、コンシェルジュに頼むためなのです。その甲斐あって8枚揃いました~!ランチはホテル近くのDa Nelloで。ボローニャは食通の街としても知られているので、手打ちのクリーム・パスタ(ポルチーニだったかしら?)の美味しかったこと!

 昨夜のミラノでの失敗から学び、オペラの前は仮眠をとり、ロビーに集合まで部屋で過ごしました。そうそう、ミラノ以外はすべてシングルルームでした。

↓目をつぶってしまいましたがホテルのロビーで。

1998.3-18.jpeg

♪~ヴェルディ『ドン・カルロ』

指揮:エリアフ・インバル  演出:ロベルト・ポラスキー

フィリッポ二世:カルロ・コロンバーラ  ドン・カルロ:ラ・スコーラ  ロドリーゴ:パオロ・コーニ
  エリザベッタ:ダニエラ・デッシー  エボリ妃:ルチアーノ・デンティーノ

私の席は3階のバルコン。この日は日本人のツアーも他にあり、そのなかの東京芸大出身の歌手のHさんと隣席になりました。おばさんたちと一緒ですが少しも嫌がらず爽やかな好青年。偶然にも前年暮、その方も一員だったクリスマス・オラトリオを札幌で聴いていました。素晴らしい声で、印象に残っていた後方のバスパートの方ね・・・と、いうわけで一気に親しみがわき、話がはずみました。

プラティアには指揮の若杉弘氏の姿も・・・この年の夏の琵琶湖ホールのオープンに招聘した『ドン・カルロ』の視察のためだったようです。
さて、肝心の舞台ですが、エボリ公妃のディンティーノの歌が際立って良かったです。ザルツでのボロディナといい、メゾ・ソプラノの優秀な歌唱に接し、次第にメッゾ贔屓になっていきました。
ヴェルディのオペラでは『ファルスタッフ』と並んでお気に入りの双璧。演出はロドリーゴの同性愛的な友情という感じ。アフターオペラはそのことで話が盛り上がりました。

参考映像/直前の1998年1月にオペラ教室で

テバルド(エリザベットの小姓)・・・・・・・ ベッシイ・ノーデン(ソプラノ)
エリザベッタ・・・・・・・・・・・・・・・・ ミレルラ・フレーニ(ソプラノ)
ドン・カルロ(スペインの王子)・・・・・・・ プラシド・ドミンゴ(テノール)
レルマ伯爵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョン・ギルモア
修道僧・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ジュリアン・ロビンス(ソプラノ)
ロドリーゴ(ポーサ侯爵)・・・・・・・・・・・・・・・ ルイ・キリコ(バス)
フイリッポ二世(スペイン王)・・・・・・・・ ニコライ・ギャロウ(ソプラノ)
エボリ公女・・・・・・・・・・・・・・・・・・ グレース・バンブリー(バス)
王の使者・・・・・・・・・・・・・・・・ チャールズ・アンソニー(バリトン)
天の声・・・・・・・・・・・・・・・・・ マーヴイマ・マーテイン(ソプラノ)
宗教裁判長(大審問官)・・・・・・・・・ フエルッチョ・フルラネット(バス)
・・ ベレント・ヴァイルル(演技)
ボルサ(廷臣)・・・・・・・・・・・・・・・ レミー・コラッツア(テノール)
 
メトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団
指揮:ジェームス・レヴァイン
演出:フランコ・ゼッフィレッリ

 前日より体調も良くなり、油断しました。夜遅くのワインやボローニャ・フードの食べ過ぎがたたって、その夜は胃痛で眠れぬまま朝を迎えました。皆さんに迷惑かけたらどうしましょう・・・涙























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